2016-08-23 8/23 「ふらつきながら帰路」 2016-08 火曜日 時間が経ってこの写真を見たとき感性は鈍っているのだろうかこの空が一瞬で傷ついてしまう繊細さもあっけらかんとした明るさも説明できない涙が流れる不安定さもだいじなものはぜんぶ含んだ青春のことだともう一度気づくだろうかでもたとえつまらない大人になりくさっていても「17歳の俺がいた。」最低限そうやって言えるように必死に写真を撮った17歳の夏の終わり